よく分かるリノベーションとリフォームの違い

リフォームとリノベーションの違いについて

中古住宅を買って、自分の生活環境に合わせて改築する。

中古住宅を買って自分の住みやすいように改築することを考える。 偶々元の住人は、腕の立つ大工さんである。 その大工さんと相談しながら、材木置き場として、使っていた地下の部分を書斎として使える部屋に改築することにする。 結構広さはあるので、可動式の書架も二本置けるし、壁に沿った場所にも書架を立てられる。

中古マンションを買ってリノベーションをする

新築マンションを買うより中古マンションを買ってリノベーションをする方が、色々な点で、買得で自分の好きな住環境を手に入れることが出来る。 ただマンションの場合は、一戸建てのように好き放題は出来ない。 共有部分には手を付けることは出来ないし、管理規約に縛られる。

テーブルの一部足は壊れて、天板は使える場合

例えば、天板がローズウッドで出来ているとする。 この木材は、非常に反発力のある木材である。 南米産のこの木材はあまり生産できなくなり非常に高価な木材として楽器生産の工房で特別な価値が見出され、特別な経済価値が付加される。 そのような経済価値が見出されることが分かれば、この天板を再利用することが出来る。

自分の好みに合わせた自宅の改築

中古住宅の持ち主は、腕の立つ大工さんであったのでその人と相談して、材木置き場を部屋に改築してもらう。
書架もたくさん入れられるが、それでも収まらない本は床に積み上げられていた。
ところが、何年か前長雨の後であったか強い雨が降った後だったか、その時地下室は浸水した。
地球温暖化による気候変動のためか、ちょっと前からあまり日本的でない強い雨が降ったり、長々と雨が降ったりするようになっている。
何処から雨が部屋に入ってきているのか、色々な職人さんに来てもらって、調べてもはっきりと分からない。
そこで一つの対策はある職人さんの勧めで、地下室の前のコンクリート部分に防水用のペンキを塗ってもらった。
それでもダメなので、水道屋さんと相談して地下室の端にマンホールを作ってもらった。
床のコンクリートに穴をあけるのだから、これが一戸建てでなくマンションだったら出来ないことであろう。
そのマンホールは一定の水が溜まると自動的に外に水が流れるようになっている。
もちろん雨が降り出すとマンホールの蓋を開けておかねばならないが…。
マンホールをつくったからと言って床は全く水の被害を受けないわけではない。
周囲はやっぱり人間の手で水を拭き取るかマンホールに流し込むという作業はしなければならない。
この資材置き場を書斎として使える部屋にしたのはリノベーションと言える改築である。
マンホールをつくってたくさんの水が床に溜まるのを防いだのも、リノベーションと言えるだろう。
リノベーションは、改築して何らかの付加価値を加えることを言い、リフォームは改築しても、新しくなるだけで機能的には前と同じ状態である場合を意味する。